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役に立ちたい


「リュウト様、お出掛けですか?」
「ああ。」
「『結城ケント』の所ですね。いってらっしゃいませ。」
「すぐ戻る。」
「はい。」
最近忙しいリュウトを見送った後、は溜息をついた。
「私、いつも見送るだけ。リュウト様の役には立てないのかな・・・・・?」
はごく普通の少女だ。何故此処にいるのかというと、リュウトがいつの間にかここに連れてきていたのだった。
もマジカルゲートに取り残された子供の一人だ。ウェブダイバーとして使おうと、操ろうとしたが、何故か
だけは操れなかった。それでリュウトがに興味を持ったのか、連れてきたのだ。
しかしはリュウトを嫌ってはいない。むしろ好意を持っているくらいだ。
はしばらくぼーっとしていたが、突然ぽつりと呟いた。
「リュウト様の役に立ちたいな・・・・・。」
が部屋に浮いているキューブ型のモニターを見ると、『結城ケント』が映し出されていた。
「そうだ、『結城ケント』の弱点を見つければ、リュウト様も喜んでくれるかもしれない。」
は立ち上がって、外に出ようとした。ところが、
「何処へ行く。」
「きゃっ!あ・・・リュウト様・・・・・。」
先にリュウトが帰ってきてしまった。
「えっと・・・その・・・・・。」
「『結城ケント』のところに行く気だったのだな。」
リュウトは怒っているような、呆れているような声で言った。は黙って俯いてしまった。この場合、はいと言っているようなものだ。
「何故?」
「だって・・・私、リュウト様の役に立ちたかったんです。」
「役に?」
「はい。だって皆戦っているのに、私だけここで留守番・・・・・・。」
はしゅんとなって、うつむいた。
「嫌か?」
「え?」
「留守番は嫌か。私の帰りを待つのは嫌か。」
リュウトはの頬に手を当てて、上を向かせる。
「そんな事はないです・・・・・。」
「なら、それがの役目だ。」
「役目・・・?」
「私の役に立ちたいのだろう?ならば私の帰りをここで待っていろ。それがの役目だ。」
はリュウトの目を見つめたまま、呟いた。
「私はが此処で待ってくれれば、それでいい。」
「リュウト様・・・・・。」
「嫌か?」
再度聞いてくるリュウトに、はにっこりと微笑むと、
「いえ。私は、ここでリュウト様を待ってます。それが私の『役目』なら。」
と言って、リュウトにもたれかかる。
「ああ。」
リュウトはの背中にそっと手を伸ばした。




何だか・・・・ものすっごい恥かしいんですが・・・・・(///)
恥かしいって言うか、照れる・・・・(汗)。あや様、ごめんなさい・・・。

遊也さんウェブダイバーのリュウトドリー夢小説どうも有難うございました。
ウェブダイバーでドーリー夢小説って本当に無いのですよ!!我侭言ってリュウト小説書いていただき
どうも有難うございましたメチャクチャ嬉しかったです